【CS決勝2016GK分析】第1戦で「MVP」級の活躍の西川周作選手。槙野智章選手が与えたPKは「起こるべくして起きた」?その前にあった「4つの伏線」。

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著者:山野陽嗣 ※PDFファイル「24ページ」


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(注!)この商品はあくまでも個人的な観賞用で、営利目的の2次使用、無断転載・複製は固く禁じています。予めご了承下さい。


※前回記事は!⇒≪【CS決勝2016GK分析】「完全復活」の曽ヶ端準選手。一見「地味」でメディアに取り上げられない、しかし鹿島を優勝に導いた「陰の立役者」。あまりに効果的だった「●●」≫

https://gumroad.com/l/ZWHzY


一見「地味」ながら鹿島アントラーズを優勝に導く素晴らしい活躍を見せたGK曽ヶ端準選手。


対する浦和レッズGK西川周作選手も、最終的に優勝こそなりませんでしたが、さすがの存在感で素晴らしいプレーを見せてくれました。


特に1-0で完封勝利したCS決勝・第1戦。僕の中でこの第1戦の「MVP」は、紛れもなく西川選手です。


中でも特筆すべきプレーが後半開始早々5分の、鹿島・遠藤康選手の決定的な1VS1を止めたスーパーセーブ!


並のGKであれば、あの大舞台、大一番で、いきなりあれほどのピンチに陥ると、焦ってしまって、何も考えず無謀に飛び込んでしまう事も多い。


しかし、西川選手は違っていた。


あそこで飛び込んでしまうのは「イチかバチかのギャンブル=より失点のリスクが高い」事をよく知っており、冷静に完璧な出足とポジショニングで間合いをつめると、シュートを打たれる瞬間ギリギリまで「倒れず」、体の面でコースを切ってシュートをブロック。絶体絶命のピンチを救いました。


おそらくシューターの遠藤選手からしたら「シュートを打とうとした時には、すでに西川選手に完全にコースを切られていて、シュートコースはなかった」状態だったはずです。相手をそういう状態に「追い込んだ」西川選手が一枚上手だった。それをこの大舞台、大一番で冷静にやってのける…見事と言う他ありません。


しかもこのセーブは、単に「浦和のピンチを救った」のみならず、試合の「流れ」を浦和に呼び寄せ、チームを勝利に導きます。その証拠に、このセーブの僅か「6分後」に浦和はPKを獲得して先制、これが決勝点となり勝利を収めています。


サッカーの世界では「ピンチの後にチャンスあり。GKのスーパーセーブの直後にチャンスがきて味方の得点が生まれる」という事が、本当によくあります。このケースは、正にその象徴と言えます。


「ピンチの後にチャンスあり」…裏を返せば、ピンチで「失点」してしまえば、その後の「チャンス」も「味方の得点」も生まれません。


「ここぞ」でGKが「止めるか、失点するか」で、「勝敗は変わる」。


西川選手のあのセーブは「失点を防いでチームを救った」のみならず、試合の流れを引き寄せて、直後の「味方の得点」をも生み出しており、正に「2点分」以上の価値がある、この試合の「勝敗を決めた」と言っても過言ではない値千金のプレーでした。


だからこそ…。


第2戦の槙野智章選手が与えたPKの場面…「もし、西川選手がそのまま鈴木優磨選手と『1VS1で勝負』していたら、どうなっていたんだろう…?少なくともPKよりは「止める」確率は高かったのではないか?」という思いが出てきます。


そう思うのには、理由があります。


もちろん、前述のCS決勝・第1戦で遠藤選手との1VS1を止めているからというのもありますが、それだけではなく、今年の西川選手は他のJ1の試合でも何度もこういった1VS1を防いできましたし、日本代表のロシアW杯アジア最終予選のアウェー・タイ戦でも同様に1VS1を止めて流れを引き寄せ勝利を呼び込む(☜)など、「1VS1」に対して強さを発揮してきたからです。


おそらく西川選手自身も今「1VS1」に自信をもっているはず。


しかも、CS決勝・第2戦の鈴木選手との1VS1は、ややサイド寄りからのドリブルで、止めるのが困難な中央からは外れていて、角度も(中央よりは)限定されており、今の西川選手の「1VS1の強さ」から考えても、少なくとも「PK」よりは「止める」確立は高かったかもしれません(槙野選手がすぐ後ろから追いかけていたので「2VS1」とも言える。その場合、1VS1よりもさらに「止める」確率は高い)。


西川選手としても「何とか槙野にファーサイドだけでも…後ろから足を僅かでも伸ばしてもらって少しだけでもコースを限定してもらえれば…あとは俺がGKとして止める」という気持ちだったのではないでしょうか?(あくまで推測になりますが)


しかし、槙野選手が選択したのは「PA内で反則を犯してPK」だった。


もちろん槙野選手が「PK」を選択せず、あのまま西川選手と鈴木選手の「1VS1勝負」なっていたら「止められた」のかどうかは、分かりません。


ただ、あの鈴木選手との1VS1のシーンでも、西川選手は的確なポジショニングや「最後まで動かない」など、シュートを止めるための「良い準備」ができていただけに、「PKではなく、西川選手VS鈴木選手の1VS1の攻防が純粋に見てみたかった」と個人的には思うのです。


この槙野選手が与えた「PK」。「不運だった」と言うよりも、個人的には「起こるべくして起きた」部分があると感じています。


なぜなら、その前にも「こういう事がいずれ起こってしまうのではないか?」と思わせるような「伏線」があったからです。しかも「4つ」も。


その「4つの伏線」とは?


そして、金崎選手にヘッドで決められた「1失点目」。誰も触れない部分ではありますが、僕の中で1つ、この失点の際の西川選手に「気になる部分」がありました。それは…?


また、失点以外の西川選手のプレーはどうだったのか?


西川選手の「武器」は?


鹿島が意図的に突いてきた西川選手の「弱点」とは?


浦和ペトロビッチ監督と、日本代表ハリルホジッチ監督の「違い」とは?


「Jリーグで活躍して結果を出す」事よりも「重要な事」とは?


…などなど、GKにとって貴重な「ノウハウ」を交えつつ、徹底分析します!!



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★ 著者のGKコーチとしての主な実績 ★

◎立正大学体育会サッカー部 ※GKコーチ

2009年

東京都大学サッカートーナメント・優勝(4年ぶり)

東京都大学サッカー春季対抗戦・準決勝進出

東京都大学サッカー1部リーグ・準優勝 (関東大学サッカー大会・出場権獲得)

& リーグ最少失点

関東大学サッカー2部リーグ昇格決定戦・進出

& 予選リーグ最少失点


◎ アルビレックス新潟シンガポール ※選手兼GKコーチ

2011年

リーグカップ・優勝 (クラブ史上初タイトル獲得)

シンガポールカップ・準優勝 (クラブ史上初)

Sリーグ・4位 (クラブ史上最高順位) ※当時


◎Real Sociedad (ホンジュラス) ※GKコーチ

2013年

ホンジュラスプロサッカー1部リーグ後期・準優勝

(昇格元年のチームとしては50年間のリーグの歴史上2チーム目)  

& リーグ最少失点

2014年:ホンジュラスプロサッカー1部リーグ後期・セミファイナリスト


◎Parrillas One (ホンジュラス) ※GKコーチ

2013年

ホンジュラスプロサッカー1部リーグ前期・上位プレーオフ進出

(昇格元年1季目のチームとしては史上初)


◎U-20ホンジュラス代表 ※GKコーチ

2014年

U‐20ニュージーランドW杯2015中米予選突破

ホンジュラスサッカー協会公認GKコーチングライセンス取得(日本人初)



★ 著者のGKコーチ歴 ★

2009年~2010年☟

立正大学体育会サッカー部GKコーチ

2010年~2011年☟

アルビレックス新潟シンガポールGKコーチ兼選手

2012年     ☟

アルビレックス新潟ユースGKコーチ

2013年     ☟

レアル・ソシエダGKコーチ(ホンジュラスリーグ)

パリーヤス・オネGKコーチ(ホンジュラスリーグ)

2014年      ☟

レアル・ソシエダGKコーチ

U‐20ホンジュラス代表GKコーチ


★★★販売者のブログは!☟☟☟★★★

①【出張GK指導&GK分析】元U-20ホンジュラス代表GKコーチ山野陽嗣のGKアドバイザー業務】⇒ https://yoji-yamano.com/


②【≪元U‐20ホンジュラス代表GKコーチ・山野陽嗣の「世界一危険な国での挑戦」ブログ≫  「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本→ホンジュラス…」】⇒ http://ameblo.jp/chanchakorinmanyoji/



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