即実践可能な対策Q&A ヒューマンエラーを防ぐ
概要
人が関わる仕事において、ヒューマンエラーの発生を未然に防ぐことは難しい。そこで本書ではヒューマンエラーとはどのような特徴があるかを考え、原因を追求し、どう対策、改善策をとるべきかを具体的に解説した。
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- ページ数:43ページ
目次
1.ヒューマンエラーとは.
2.ヒューマンエラーの原因
3.ヒューマンエラーを発生させる職場要因
Q1 ヒューマンエラーを減少させるためにはどのような方向が考えられますか。工場におけるミスを減らすための基本的な方向を教えてください。
Q2 ヒューマンエラーを防止するためには、作業者がヒューマンエラーの発生につながる異常を敏感に感じる感性が必要と思うのですが、この感性を高めるにはどのような方法があるのでしょうか。
Q3 組織としてヒューマンエラーを削減するためには、チーム相互間の連携が重要になると思うのですが、ヒューマンエラー防止のためのチーム間の連携にはどのような点を留意する必要があるでしょうか。
Q4 仕事の条件が変わる場面で発生する仕事のミスであるヒューマンエラーを防止するためにはミスの発生を予測することも重要と考えます。ミスの発生を予測するための良い考えかたや取り組み方があったら教えてください。
Q5 新入社員に仕事を教える場合に作業ミスを起こさないように、ヒューマンエラーを発生させない心構えを指導したいと思うのですが、どのような点に留意して指導すべきか教えてほしいのですが。
Q6 派遣社員が増えています。派遣社員の場合は採用してもすぐに人が変わることが多く、ヒューマンエラーへの指導も難しいのが現実です。このような派遣社員への指導のコツがあったら教えてほしいのですが。
Q7 ベテラン技能者から後継者に熟練技能を伝承する場合にヒューマンエラーを発生させないように留意することはどのようなことでしょうか。ミスを起こさないベテラン技能者が技能伝承を実施するポイントを教えてください。
Q8 作業の中でミスを発生させた場合にはそのミスを反省し、発生させたミスからの教訓を考えさせることが重要と考えます。教訓を考えさせるポイントを教えてください。
Q9 ヒューマンエラーを削減するための教育において集合教育を検討しているのですが、どのようなねらいで、どのようなカリキュラムの内容を実施すればいいのでしょうか。
Q10 作業者がミスをした場合に管理監督者はどのように対応するのがいいのでしょうか。部下の指導方法でコーチングという手法が注目されていますが、ヒューマンエラー防止にコーチングは有効でしょうか。
Q11 ヒューマンエラーの原因を探る視点としてM-SHELLモデルがあると聞いたのですが、どのような内容でしょうか、教えてください。また、この方法は製造現場のミス防止の分析に活用できるのでしょうか。
Q12 ヒューマンエラー対策としてエラープルーフ化という言葉を聞いたことがあります。エラープルーフ化という意味を教えてください。
Q13 ヒューマンエラー対策のためのアイデアを多く引き出す方法として、ビジュアル・ブレイン・ストーミングの内容を教えてほしいのですが。
Q14 ヒューマンエラーの発生と5Sは関連性があるのでしょうか。もし、関連があるとすればどのような関連性があるのでしょうか。
Q15 ヒューマンエラーを削減するために管理監督者が果たすべき役割とはどのようなことがあるのでしょうか。
Q16 ヒューマンエラーと職場風土は密接に関連していると考えますが、ヒューマンエラーを削減させていく職場風土づくりに重要なコミュニケーションのポイントを教えてほしいのですが。
Q17 組織でのヒューマンエラーを防ぐためのコミュニケーションで、特に留意すべき点はどのようなところでしょか。
Q18 ヒューマンエラーを防止するためのコミュニケーションを向上させる方策は何かあるでしょうか。
作者プロフィール
高原 昭男(たかはら あきお)
株式会社ベーシック・マネジメント研究所代表取締役
1953年生まれ。キヤノン株式会社、経営コンサルタント機関を経て、83年より独立、現在に至る。全能連マスター・マネジメントコンサルタント
主な著書に「ミス・事故を防ぐ医療現場の5S」(JIPMソリューション)、「徹底5S実践マネジメント」「5Sべからず集」「病院5Sの進め方」(日本プラントメンテナンス協会)、「事故防止職場環境論」(日本医師会総合政策研究機構)、技能伝承の上手な進め方(日刊工業新聞社)、「工場必携5Sツール集」「製造現場の技能OJTツール集」「製造中堅社員自習型ツール集」(アーバンプロデュース)、「これならわかる5S」(産業能率大学通信教育部)、「しつけマネジメント」(ナビゲート) など