公民連携の時代:エリア・イノベーション・レビュー

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 今回のAIR Mookは、「公民連携」をテーマに掲げました。奇しくも、昨年12月に起きた中央高速道路の笹子トンネル事故は皆さまの記憶にも新しいでしょう。東日本・中日本・西日本高速道路3社の試算によると、橋やトンネルなどの老朽化対策費用として、今後100年間にわたり3社合計で5兆4000億円から最大10兆6000億円を必要とするという試算が公表されています。

 日本列島改造の掛け声の下、高度経済成長の波に乗り税金を投入して作ったものの、時代が全く変わり人口減少により縮退していく社会において、公共インフラの維持管理、更新、解体をどうのようにして我々の社会は乗り越えていくのかという大きな課題に直面しています。

 皆さんのお住まいの地域も一緒です。右肩上がりの経済を前提にして税収も右肩に上がっていくから「建ててもどうにかなるさ」という見立てで、各自治体で図書館、体育館、学校、病院、◯◯記念館等の公共施設整備が進められてきました。ところが「どうにかならない時代」を我々は迎えています。今後の縮小都市の中で、限り有る財源で可能な限りの地域生活を成り立たせるため、公民連携により支えていくことが必要です。そこで、真なる公民連携の在り方について本MOOKを通じて一緒に考えて参りましょう

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1.53 MB
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28 pages
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